カードのサイズと入稿データの基礎

標準サイズ63×88mmとスモールサイズ59×86mm、塗り足し、解像度、カラーモード、紙の厚さ。オリジナルカードを印刷所に発注するときの基本です。
この記事の要点
- カードのサイズは、標準(約63×88mm)とスモール(約59×86mm)の2系統が主流
- 入稿データには、周囲に塗り足し(一般的に3mm程度)をつける
- 解像度は350dpi前後、カラーモードはCMYKが一般的。細かい条件は印刷所の指定に従う
カードのサイズ
| 規格 | 大きさ(目安) | 主なタイトル |
|---|---|---|
| 標準サイズ | 約63×88mm | ヴァイスシュヴァルツ、ポケモンカード、マジック など |
| スモールサイズ | 約59×86mm | 遊戯王 など |
オリジナルカードは、市販のスリーブやローダーがそのまま使える標準サイズにしておくと便利です。いらないノーマルカードを芯にして遊ぶ場合も、同じサイズのほうが扱いやすくなります(オリジナルカードを作る3つのレベル)。
入稿データの基本
塗り足し
印刷所は大きな紙に印刷してから裁断するため、裁断の位置がわずかにずれることがあります。背景の色や絵柄は、仕上がりの線より外側まで伸ばしておきます。この外側の部分が「塗り足し」で、一般的に3mm程度です。
文字の安全域
逆に、文字や重要な絵柄は、仕上がりの線より内側(3mm程度以上)に収めます。端ぎりぎりに置くと、裁断で切れるおそれがあります。
解像度とカラーモード
- 解像度は原寸で350dpi前後が目安
- 印刷はCMYK(4色のインク)で行われるため、画面で見るRGBの色より鮮やかさが落ちることがある
- 文字はアウトライン化するか、画像に統合しておくと文字化けを防げる
紙と加工の選び方
- 紙の厚さ:市販のカードに近い手触りにするなら、カード用の厚紙や、裏が透けない芯入りの紙を選ぶ
- 表面加工:光沢(グロス)かマット。光沢は発色がよく、マットは落ち着いた印象
- 角丸加工:市販のカードと同じ丸い角にできる
- 特殊加工:ホロや箔押しは対応している印刷所が限られ、費用も上がる。少量なら自分で加工する方法もある(自作カードに箔押しする方法)
印刷所ごとに、テンプレートや入稿の条件が決まっています。データを作り始める前に、発注先のテンプレートをダウンロードしておくと手戻りがありません。