PSAのグレードと鑑定の出し方

ライトとルーペでカードの状態を確かめる様子

PSAのグレード1〜10の意味、鑑定で見られるポイント、日本から鑑定に出す方法(PSA Japan)と、出す前に考えたい費用対効果をまとめます。

この記事の要点

  • PSAのグレードは1〜10の10段階。最高は「Gem Mint 10」
  • 日本国内に住んでいれば、PSA Japanにオンラインで申し込める
  • 鑑定には費用と時間がかかる。安いカードは鑑定しても元が取れないことが多い

グレードの一覧

グレード名称目安
10Gem Mintほぼ完璧。センタリングもよく、傷が見当たらない
9Mintごく小さな欠点が一つ程度
8NM-MT非常に良い状態だが、わずかな欠点がある
7NM近くで見ると軽い傷やずれがわかる
6〜5EX-MT/EX角の摩耗や表面の傷が目に見える
4〜1VG-EX〜Poorはっきりした傷や折れなどがある
概要。正式な基準はPSA公式の「グレーディング基準」を確認してください。本物と判定されたがグレードがつかない場合は「Authentic」表記になることがある。

一般に、PSA8以上で価値が上がりやすく、10は特に希少とされます。同じカードでも、10と9で値段が何倍も違うことは珍しくありません。

鑑定で見られるポイント

  • センタリング:絵柄の中心のずれ
  • 角:四隅の摩耗や白欠け
  • 縁:エッジの欠けや傷
  • 表面:スレ、へこみ、印刷の汚れ

出す前に、自分でもカードの状態の見方に沿ってチェックしておくと、期待外れを減らせます。

日本から鑑定に出す方法

PSAは東京にオフィスを開設しており、日本国内に住んでいる人はPSA Japanに申し込めます。

  1. PSAの日本語サイトまたはアプリで申し込みを作成する
  2. カードを縦入れの柔らかい透明スリーブに入れ、カードセイバー(半硬質のホルダー)に入れる
  3. 申込書とカードを箱に入れ、提出用IDラベルを外側に貼って発送する
  4. 鑑定が終わると請求があり、支払い後に返送される
  • 1回の申し込みは150枚まで
  • スリーブやホルダーに付箋やシールを貼ったり、書き込んだりしてはいけない
  • 東京の「PSA Lounge Tokyo」では、予約制で申し込みの案内を受けられる

出す前に考えたいこと

鑑定には、1枚あたりの鑑定料に加えて送料がかかり、結果が出るまで時間もかかります。鑑定後の値段の上がり幅が、鑑定費用を上回るカードでなければ、出しても損をします。

  • 数百円〜数千円のカードは、鑑定費用のほうが高くなりやすい
  • 10が取れる状態か、事前によく確認する(9以下だと思ったほど値段がつかないこともある)
  • 自分で飾って楽しむだけなら、鑑定せずにローダーで十分
鑑定ケースの番号は、買う側として本物かどうかを確かめるのにも使えます(PSAの証明番号の調べ方)。